さて今月の【健康づくりWEBかわら版】をお届けします! コロナストレス対処の心得 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、4月7日には7都府県を対象に、そして4月16日には全都道府県を対象に、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいた緊急事態宣言が発令されました。それにより感染拡大防止策として、外出の自粛や在宅勤務が推奨され、私たちの生活は大きく変化しました。このような変化やこの生活がいつまで続くのか見通しがもてない現状は、不安や恐れ、ストレスを感じやすくなります。 “緊急事態”不安や恐れを感じることは『当たり前』
感染症拡大に伴う緊急事態の状況下では、ストレスや不安を感じることは誰にとっても自然な反応です。
【新型コロナウイルス感染流行に伴うストレス反応】
不安や恐れがふくらむと、正しい知識が持てなくなったり、悪い情報にばかり目が向き、流言(デマ)の影響を受けやすくなったりします。 こころの健康の鍵は『規則正しい生活』
こころの健康を保つために大切なポイントは「体内時計」を乱さないことです。生活リズムが乱れてくると、自律神経のバランスを崩したり、食欲低下や不眠、気持ちの落ち込みなどを生じさせやすくなります。
例えば・・・
直接会えなくても、『つながり』を持つ 今回の感染拡大防止の取り組みとして、専門家からは「対人接触を8割減」が推奨されています。この場合の対人接触とは、屋内での会話や満員電車など、人と人とが直接的に接触する回数を減らすことを指しています。
例えば・・・
『心地よく過ごす』工夫を取り入れる 自宅等屋内で過ごす時間が増えた今、普段と変わらない時間軸を持つことや生活ペースを保つことも大切ですが、今だからこそ出来ることを探してみるというのもいいですね。
例えば・・・
また、新型コロナウイルスに関して正しい情報を知る、知識を持つことも必要ですが、情報との付き合い方も考え、ずっと情報を調べ続ける等は控えましょう。 最後に・・・
「新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの生活や働き方に大きな影響をもたらしている。」と聞くと、多くの方が『悪い影響』の方を考えるかもしれません。しかし何か『よい影響』はないかと思いを馳せてみてください。
大きく変わる≒大変。
今回の新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、厚生労働省では、チャット形式で相談が出来る「SNS心の相談」という窓口を設けています。 ■厚生労働省HP 国民の皆さまへ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html#snskokoro ■厚生労働省 こころの耳 新型コロナウイルス感染症対策(こころのケア) https://kokoro.mhlw.go.jp/etc/coronavirus_info/ ※今回の記事は以下を参考にいたしました。
・日本赤十字社 http://www.jrc.or.jp/activity/saigai/news/200326_006124.html ・NHK健康ch https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1168.html ・ブリーフィング・ノート(暫定版) 「新型コロナウイルス感染症(COVID-19 )の流行時の心のケア Version 1.5」日本語版 作成:IASC 翻訳・作成:福島県立医科大学グループ(前田正治(監訳)、瀬藤乃理子、村上道夫、竹林由武) 一般財団法人日本予防医学協会 |
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