長雨のあとには一気に暑い夏がやってきます。体調管理には気をつけていきたいですね。 水分不足にご用心!! 皆さん、水分は小まめに摂れていますか?これからの暑い季節、汗をかくことも多くなり、脱水や熱中症が心配です。また、水分不足は脳梗塞や心筋梗塞など、命に関わる病気にもつながる恐れがあります。
そこで今回は『水分摂取』に関するお話です。 身体と水分の関係 私たちの身体の約60%は水分で作られています。この水分は細胞内にある「細胞内液」と細胞の外にある「細胞外液(血漿や間質液といった体液)」のことを指し、これらの水分が行き来することで細胞の機能を正常に保つ役割を担っています。
【身体の中での水分の働き】
水分が不足するとどうなるの? 1%不足:喉の渇きを感じる。
脱水症状から熱中症(※)や脳梗塞、心筋梗塞といった病気にもつながります。 ※熱中症に関して詳しく知りたい方は、健康づくりかわら版2015年6月号「出来ていますか?熱中症対策」も参考にしてください。
1日どれくらい水を飲めばいいの? 体内の水分は汗や排泄、呼吸などにより常に失われておりその量は1日約2.5ℓです。一方、1日3食摂っている場合、食べ物から約1ℓの水分を摂取出来ています。加えて摂取した食べ物を分解し、エネルギーを作り出すときに生じる水分(代謝水)が0.3ℓほどあります。
水分補給のタイミング 喉の渇きを感じた時にはすでに脱水が始まっています。そのため、喉の渇きを感じる前に水分を摂ることが大切です。生活リズムの中で水分を摂る習慣をつけましょう。 なお、一度に飲み過ぎてしまうと、水分量の調整をしている腎臓に負担がかかってしまいむくみの原因にもなるため、小まめに摂るようにしましょう。 水分補給に適した飲み物 お勧めは「水」です。ノンカロリーで手軽に摂取できます。現在いろいろな種類の水があります。ご自身の好みにあった物や、飲みやすい物、目的などに合わせて選びましょう。
※注意が必要な飲み物※
最後に・・・ 最近ではミネラルウォーターも種類が豊富ですし、ノンカフェインの飲み物もあります。また、水筒やマグカップなども色々な機能・デザインのものがありますね。選ぶ楽しみ、飲む楽しみ、持ち運ぶ楽しみを見つけて、小まめに水分補給を行い、暑い夏を乗り切りましょう。 ※今回の記事は次の資料を参考・引用して作成しました。
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