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足裏から健康になろう!
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長時間歩くと足がだるくなる、痛みが出てくる、腰痛がある。
このような症状、実は足裏のトラブルが原因かもしれません。
そこで今回は『足裏』に関するお話です。
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★ 足裏の構造と働き ★
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足裏は親指の付け根、小指の付け根、かかとの3点を結んでアー
チ状のくぼみを作っています。アーチには親指側、小指側それぞ
れからかかとまでの「縦アーチ」が2本と、親指から小指までを
横に結ぶ「横アーチ」1本の、合わせて3本あります。
内側の「縦アーチ」を「土踏まず」と呼びます。
3本のアーチによるくぼみの働き
・着地時の衝撃を和らげるクッションの働き
・地面を蹴るバネの働き
・立っているときのバランスを保つ働き
足裏のくぼみがしっかり形成されていることが、運動能力を高め
正しい重心で身体を支えることにもつながります。
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★ 足裏アーチが崩れることで起こるトラブル ★
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●浮き指
常に足指が浮いている状態のことです。不安定な立ち方になるた
め、身体がバランスを取ろうと重心が後ろに片寄り、あごを出し
背中を丸め、膝を曲げる姿勢になってしまいます。このような姿
勢は肩こりや腰痛の原因となります。
●開張足
親指から小指までの横アーチがない状態のことです。足の人差し
指の付け根の骨が蹴りだし時に地面に触れるため、痛みが出たり、
疲労骨折を起こしやすくなります。また、タコや魚の目が出来る
こともあります。
●偏平足
土踏まずがつぶれてしまった状態のことです。両足または片足で
立ったときにボールペン1本が土踏まずの部分に入らないときは
偏平足の疑いがあります。長時間歩くと足裏がだるくなる症状の
原因の一つです。
●外反母趾(がいはんぼし)
親指が変形して小指の方へ曲がり、親指の付け根の関節が「く」
の字のように内側に飛び出してくる状態のことです。ハイヒール
など靴の影響を受けるため、圧倒的に女性に多いのが特徴です。
また、開張足や偏平足から誘発されることもあります。痛みが出
たり、赤く腫れることがあり、悪化すると激しい痛みで歩けなく
なる場合もあります。
近年は運動不足などにより、足裏アーチがない子どもが増えてき
ているそうです。是非、お子様の足裏もチェックしてみてくださ
いね。
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★ 足裏アーチを取り戻そう ★
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足裏の筋肉を鍛えることで、足裏アーチを改善しましょう。
①タオルつかみ
椅子に座って床に広げたタオルなどの布を、5本の足指を使って
たぐり寄せましょう。慣れてきたら、お水を入れたペットボトル
をタオルの上にのせて重みを加えてみましょう。お水の量で重み
を調整できます。
②鉛筆つかみ
床に座り、鉛筆を足指だけでつかんでみましょう。かかとを床に
つけて行うとさらに効果的です。
③足指ジャンケン
床または椅子に座り、足指でジャンケンをしてみましょう。
ポイントは毎日続けて行うことです。骨の形成は約2年で生まれ
変わるので、繰り返し行えば、少しずつ足裏アーチが改善して、
土踏まずが出来てきますよ。
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★ 足に合った靴を選ぼう ★
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自分の足に合わない靴を履き続けることも足裏アーチが崩れてく
る原因の1つです。特に女性はハイヒールなどを履くことで外反
母趾になりやすくなります。
そこで、長時間歩くときは自分の足に合った靴を選びましょう。
●靴選びのポイント
①つま先
圧迫感がなく、靴の中で指が動かせるぐらいの余裕がある
②靴底
ある程度のクッション性があり、少し曲げることが出来る
③かかと
つま先立ちをしても、かかとがブカブカと脱げないフィット感
がある
④土踏まず
靴の中敷が土踏まずを支える構造となっている
⑤材質
負担にならない程度の軽さで、通気性が良いものがベスト。
新しい靴を履く時は短時間にして、少しずつ慣らしましょう。
また、朝よりも夕方のほうが、足がむくんで大きくなっているこ
とがありますので、午後にあわせてきつくない靴を選ぶのもポイ
ントです。
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★ 最後に・・・ ★
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第二の心臓と呼ばれる足。歩くことで、下半身の血液循環を助け、
生活習慣病予防や肥満防止、ストレス解消や老化防止にもつなが
ってきます。歩くことでの最大限の健康効果を得るために、足裏
の筋肉を鍛えて、しっかり歩ける足を作りましょう!
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