尿検査

一般財団法人日本予防医学協会では、企業・健康保険組合に向けた健康診断を受託しています。
このページでは、当会が受診者様、健診ご担当者様にご報告している下記の健診結果に関して説明しています。

  • 受診者さま宛の健康診断結果(健康診断レポート)
  • 健診ご担当者さま向けの健康診断レポート控え(個人通知)
  • 健診ご担当者さま向けの健康診断結果報告書、要管理者一覧表、受診者一覧表(ホチキス留めしてあるもの)
  • 健診ご担当者さま向けの健康管理台帳  等

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尿検査

尿検査とは、尿中の蛋白や糖などを調べ、様々な病気やその兆候を知ることができる検査です。

尿中の蛋白は腎臓の病気、潜血は結石や腎炎等、糖は糖尿病関連、ウロビリノーゲンは肝臓の病気の可能性があります。どの項目も、下表の説明のとおり、他の可能性もありますので、精密検査が必要とされたとき(G2)は、医療機関を受診することをお勧めします。

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項目 検査結果 判定区分 説明
尿蛋白 A1 慢性腎臓病、腎炎、尿路感染症など腎臓や尿路等の病気発見の手がかりになります。
高熱が出た時の熱性蛋白尿や起立性蛋白尿、一過性の過労等で陽性となることがあります。
± A2
B1
2+~4+ G2
尿潜血 A1 膀胱炎、腎臓や尿管の結石など尿の通り道に異常があると、尿の中にわずかに赤血球が混じることがあります。前立腺炎や泌尿器系の悪性腫瘍等でも陽性となることがあります。
± A2
B1
2+~4+ G2
尿糖 -~± A1 糖尿病、腎性糖尿などで陽性となります。
尿糖が陽性でも糖尿病とは限らず、血糖値等によって判定する必要があります。
+~4+ G2
尿ウロビリノーゲン 正~+ A1 急性・慢性肝炎や胆管結石など肝臓や胆のうの疾患を疑います。
確定診断には血液一般検査、生化学検査などが必要です。
2+~4+ G2

※判定は尿沈渣、血液検査結果等で変わることがあります。
※尿糖判定は、血糖検査を実施している方については、血糖値を加味して判定を行っています。

尿沈渣検査

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項目 検査結果 説明
尿

沈渣赤血球 4以下/毎視野(HPF) 尿の沈殿物を顕微鏡でみる検査で、「赤血球」「白血球」「上皮細胞」「円柱」などの成分が増加していないかを調べます。
腎臓や尿路の診断が主な目的ですが、泌尿器以外の疾患が影響することもあります。
沈渣白血球 4以下/毎視野(HPF)
沈渣扁平上皮 4以下/毎視野(HPF)
沈渣硝子円柱 (-) (±)
沈渣顆粒円柱 (-)

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