一般財団法人日本予防医学協会では、企業・健康保険組合に向けた健康診断を受託しています。
このページでは、当会が受診者様、健診ご担当者様にご報告している下記の健診結果に関して説明しています。
- 受診者さま宛の健康診断結果(健康診断レポート)
- 健診ご担当者さま向けの健康診断レポート控え(個人通知)
- 健診ご担当者さま向けの健康診断結果報告書、要管理者一覧表、受診者一覧表(ホチキス留めしてあるもの)
- 健診ご担当者さま向けの健康管理台帳 等
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選別聴力検査
会話法聴力、または選別聴力検査として1000Hz(低音域)と4000Hz(高音域)の聴力をオージオメーターで調べます。
①会話法聴力
診察の際に医師との会話のやりとりの中で自然に聴力検査が終わります。会話法の場合、日常会話に支障がなければ「異常なし」と判断されます。
検査の中で低下の疑いがあった場合には、一度耳鼻科での検査を受けてください(判定G2)
②選別聴力検査
選別聴力検査では、左右各耳について、1000Hz(低音域)30dB、4000Hz(高音域)40dB(雇い入れ時検査では30dB)の音を聞き、検査音が聴取可能であれば「所見なし」(結果表記は「なし」)、聴取不可能であれば「所見あり」(結果表記は「あり」)と判断されます。
2018年4月1日健診分より以下の判定ルールへ変更しました。(一部指定事業所・健康保険組合を除く)
左右1000Hz、4000Hzのいずれかに“所見あり”の場合には、一度耳鼻科での検査を受けてください(判定G2)
健診では、自分で気が付かない難聴を指摘されることがあります。その時点で耳鼻咽喉科に受診し精密検査を受けることで、難聴の程度やどの部位が原因なのか、また必要な対応は何か早期に指導を受けることができます。そのため所見ありの場合には要精密検査(G2)と判定しています。
過去に耳鼻科で診察を受け、疾患や先天性の聴力低下、加齢影響等による継続的な聴力異常と診断されている場合には、健康診断の問診結果の耳鼻科疾患の記載状況に応じて、経過観察中(B2)や加療中(C2)の判定となります。