【東日本大震災被災地支援】健康管理業務支援
実施時期:2011年11月~(継続)
厚生労働省から表彰されました(2014.07.02更新)
本取り組みが評価され厚生労働省から感謝状をいただきました。
厚生労働省 東日本大震災における被災者の支援活動等に対する厚生労働大臣感謝状の贈呈について
東日本大震災の被災地支援の一環で、ご相談のあった7市町村における県外避難者の健康管理業務の支援を行っています。
この取組みは、当会に協力いただいている各地の労働衛生機関・医療機関と連携し、福島県から避難されている住民の方々の健康診断や健康管理に関わる業務を支援することで受診機会の拡大を図り、各市町村の担当職員の業務負担を大幅に軽減し、住民の健康づくりに貢献することを目的とし、2011年11月より支援に臨みました。
市町村から住民データをお預かりし、健診案内等の事前準備から結果報告、健診データや管理台帳の納品、請求事務処理の無償サポートを行いました。また、福島県民健康調査(福島医大内)の支援として健康調査の追加項目の実施、受診者様への同意書発送および市町村の健診データ作成を支援し、同意を得た住民の方々の健診データを福島県民健康調査事務局へ提供しています。
【東日本大震災被災地支援】口腔保健支援
実施時期:2012年1月~7月
東日本大震災で甚大な被害を受けられた南三陸町において、宮城県歯科医師会のご指導のもと、南三陸町のみなさまに寄り添い、お口の健康度やQOLの向上を目指した支援を行いました。
この活動(口腔保健支援プログラム「お口のチェック」)は歯科衛生士が各ご家庭を訪問し、お口の困りごとなどをお伺いして一緒に解決の糸口を探したり、お口の健康情報を提供させていただいたりするものです。
今回の東日本大震災の特徴は、亡くなられた方が多く、建物の倒壊や火災などでの救急対応が必要な怪我などが少ないことでした。
慢性疾患、そしてなにより長期にわたる心のケアが大変重要であり、しかしながら、医療という裃がつかないように配慮をしながら、被災者の方々によりそい、同じ方向を見つめてサポートをできることからはじめました。