~ビフィズス菌~ 整腸作用だけでなく、病原菌の感染や腐敗物を生成する菌の増殖を抑える効果があると考えられています。
~乳酸菌~ ※1 タンパク質や糖質を分解することによる栄養の吸収性向上や、ビタミンBなどの栄養素の産生、乳酸や抗菌物質を産生することによる食品の保存性向上、酸味やうま味・香気成分の付与といったおいしさの向上など、食品の二次機能、三次機能を高める働きがあります。
また、乳酸菌は口腔内にも存在しており、虫歯や歯槽膿漏の原因菌から口腔環境を守る働きをしています。
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~オリゴ糖~ ※2 甘味料、物性改良用として飲食品に利用されるほか、非消化性、難消化性、血中脂質改善、ビフィズス菌増殖、非うしょく性、抗うしょく性などの各種生理効果を有することが確認されつつあり、最近注目されている特定保健用食品にも多数申請されています。 うしょく:歯の実質欠損のなかで、生物的要因(口腔内の細菌が糖質から作った酸による歯の脱灰など)が原因であるもの
特定保健用食品などで市販されているものもありますが、急に摂取すると下痢を起こしたり、おなかが張ったりすることがあります。1回の量を2~3回に分けて摂取する、または1日あたりの摂取量を減らして数日間かけて摂取するようにしましょう。
~食物繊維~ 便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。
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