夏太りの主な原因は「基礎代謝の低下」「自律神経の乱れ」「活動量の低下」の3つです。
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- 基礎代謝の低下
夏の発汗はエネルギーを消費しているように感じますが、体温調整をするためであり、エネルギーが消費されているわけではありません。運動の発汗とは性質が異なったものなのです。 また、夏は気温が高いため体温を自ら上げる必要がなく、基礎代謝が下がりやすくなります。 基礎代謝が低くなると、今までと同じ食事量でも消費エネルギーが減るため、体重が増加しやすくなります。 また、アイスクリームやかき氷、ビールなどの冷たい食べ物や飲み物の日常的な摂取も基礎代謝の低下につながります。
- 自律神経の乱れ
冷房の効いた涼しい室内と暑い屋外を行き来すると温度差で自律神経のバランスが乱れがちです。自律神経が乱れるとホルモンバランスの乱れ、さまざまな不調が現れるだけでなく基礎代謝も低下し体重が増加しやすくなります。 また、そうめんやざるそばなどの麺類やパンやおにぎりなど一品料理は炭水化物に偏りがち。タンパク質やビタミン、カリウムなどが不足し、自律神経の乱れにつながってしまいます。
- 活動量の低下
暑さで運動や外出を控えたり、徒歩や自転車通勤を車や電車に変更したりすることで、消費エネルギーが減少し体重が増加しやすくなります。また、活動量が低下し筋力が落ちると、基礎代謝が低下し、体重が増加しやすくなります。
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そのほか、夏は寝苦しさで睡眠不足になりがちです。睡眠不足によるホルモンバランスの乱れや疲れは、基礎代謝や活動量の低下、自律神経の乱れにも影響し、夏太りの原因になります。
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